外科矯正治療を受ける前に。外科矯正治療についてまとめてみました。外科矯正治療ってどのようなものなのか、術前・術後の疑問や悩みを解決します!

このサイトは外科矯正を薦めるサイトではありません。
私の経験したことを情報としてアップしているサイトです。
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外科矯正治療を受ける前に

この「治療を受ける前に」のページは、私の体験やいろいろな方から聞いたお話を元に作成しています。
考え方は人それぞれ違います。
このサイトの管理人はこのように思っているんだ、、、という感じで読んでいただきたいと思います。

何度も言うようですが、このサイトは外科矯正治療を薦めるサイトではありません。
治療を受ける前の方、これから手術を受けられる方へ情報として発信しているサイトです。
また、管理人は一患者で、医学的な知識があるわけではなく、情報は私が治療を受けた際の体験からアップしているものが中心です。
通院している、通院しようとしている医院・病院で治療に関しては十分説明を受けて、ご自身できちんと治療内容は確認してください。

どんな手術にせよリスクはつきもの

どのような手術にせよリスクはつきものです。

メリットとデメリットはきちんと病院で説明を受けることが大切です。
手術を受けた方の中には、術後に後遺症が出て、その時に後遺症が出る場合があるということを知った、という方もいらっしゃいます。
手術を受ける前に、いろいろなサイトで自分なりにリスクについて徹底的に調べてみてください。
体験談のサイトもたくさんあります。

私は、入院前に何度も繰り返しいろいろと説明をしてもらいました。
先生は嫌な顔一つ見せず、同じことを質問してもきちんと説明をしてくれました。
とにかく患者さんが納得するまで説明すると…。
中には忙しいからと言って簡単に説明するだけの医師、質問しても嫌な顔を見せる医師、自分の言う通りにすればいいんだ!という傲慢な医師などがいらっしゃるとも聞いています。

メリットとデメリットはきちんと説明してもらい、自分が納得した上で治療を受けましょう。

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矯正歯科と手術を受ける病院の連携はとれていますか?

これは、私が体験したことです。
私は矯正治療を受ける前に特に何も調べず、たまたま通院していた歯科で矯正治療をしていて、そこに相談してそのまま治療を始めました。

術前矯正中には、手術をしてもらう口腔外科の先生に私の治療経過やレントゲン写真を見てもらっていて、「術後はきれいな横顔(E-Line)になると言ってくれているよ!」と矯正の先生が治療のたびにいつも言っていました。
手術に関して不安はありましたが、とてもうれしい言葉として受け止めていました。
きれいになれるんだと…。

ところが、、、そろそろ手術が出来るという頃、紹介状を歯科で書いてもらいそれを持ち口腔外科に行ってみると、何とその口腔外科では顎の手術はできないと言われました。
設備・スタッフが整っていないからと。
実はその時は何も思わなかったんです…。
矯正の先生が口腔外科の先生と連絡をとっていなかったということに気が付かなかったんです。

その口腔外科の先生はすごくいい先生で、私の不安なこと、手術に関して、病院選びなど…休診日にわざわざ時間を作ってくれて説明をしてくれました。
いろいろと話し、病院はどこにするかという話になりました。
地元だと、大学病院か○○病院だと言われました。
地元の大学病院だと、頬側からのビス止めだと聞いていたので、それはどうしても嫌だと言いました。
○○病院は、正直な所その先生はあまりオススメできないとおっしゃっていましたし、私自身、その病院は絶対に嫌でした。
そして県外の希望する大学病院名を言ったら、偶然にもその口腔外科の先生の出られた大学病院だったんです。
そうなれば話は早い。
いい先生を紹介するから…ということで、紹介状を書いてもらい、診察を受け、そして入院・手術となりました。

手術前は、矯正の先生が口腔外科の先生と連絡していなかったことに関しては何も言いませんでした。しかし、退院後しばらくしてあるきっかけから、口腔外科の先生と連絡をとってくれていなかったことに関して言いました。その時先生は何も言えませんでした。

大学病院のように、矯正科と口腔外科が同じ病院内にある場合は連携はできていると思いますが、もし個人の矯正歯科に通院しようとしている、通院している方は先生方がちゃんと連絡を取り合ってくれているか調べたほうがいいと思います。
この件に関しては、次の「口腔外科を受診する時期について」も合わせてご覧ください。

口腔外科を受診する時期について

私が入院・手術を受けた大学病院の先生に口腔外科を受診する時期について聞いてみました。

口腔外科を最初に受診する時期は、術前矯正治療を開始する前。
まずは、患者さんの訴えとレントゲン写真や歯の模型、顔の形、顎の関節の状態などの資料をもとに、どのような手術法が良いか、術前矯正治療で歯をどのくらいどの方向に動かすか、どの歯を抜歯するかなどを矯正医と口腔外科医で検討し、患者さんに提示します。
患者さんの同意が得られたところで、実際の治療が始まります。
当院の矯正科以外にも10名以上の開業矯正医とこのような治療を行っていますが、○○さん(私)のようなパターンはほとんどありません。

と、このように回答をいただきました。
私は矯正を始めた頃、一度口腔外科に受診に行ってみたいというようなことはお話ししたのですが、何となく流されてしまい、結局術前矯正が終了する時期に口腔外科へ診察に行ったのです。

私の経験から…矯正歯科医と口腔外科医が連携がとれているか調べる方法のひとつとして、矯正治療を始めるのと同時に、手術を受けようとする病院に診察に行きたいことを矯正の先生にお話してみることをオススメします。
そして、実際受診することです。

必ずしも手術をして良かったと言える場合だけではないということ

私は後遺症が残ったものの、手術をしてコンプレックスがなくなって本当に幸せだと感じています。
ただ、すべての人が私のように思えているとは限りません。

まったく後遺症がなく、自分の思った通りの口元になったと、素直に手術をしてよかったと思える人もいます。
私のように後遺症は残ったけれど、手術をしてよかったと思える人もいます。
術前にきちんと手術に関して説明を受け、自分が納得して手術を受けたんだけど、術後体調が悪くなったりして苦しんでいる方もいます。
医師の説明不足から手術を安易に考え、受け、術後の後遺症に苦しんでいる方もいます。

この外科矯正治療を受ける前にもう一度よく考えてください。
必ずしも手術をして良かったと言える場合だけではないことを…。

セカンドオピニオンのススメ

術前矯正治療を開始する前の検査に行った医院・病院の診断の結果を聞いて、本当にその治療が必要か、その治療方針できちんと治るのか不安になることもあると思います。
そんな時は迷わずセカンドオピニオンをとりましょう。
セカンドオピニオンは、主治医を変えるということではなく、主治医の診断や方針に対する確認ができ、治療の妥当性の確認、また、主治医の示す治療法以外の治療法が得られる可能性もあります。

セカンドオピニオンを推奨している医院・病院もあります。
医院・病院によっては、そこで受けた検査の結果の資料の貸し出しもしているそうです。
セカンドオピニオンとして気持ちよく受け入れてくださる医院・病院もあるようです。

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